シリコンバレーのCEOシリーズ ~Instagram Kevin Systrom~

パスクリエイトの隈元です。
今回はInstagramのCEO、Kevin Systromさんです。
Instagramはもうみなさんおなじみだと思いますが、
このサービスが生まれるまでにどの様なストーリがあるのでしょう。

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InstagramのAbout usの一行目はこのような文書があります。

When we were kids we loved playing around with cameras.
僕らが子供の頃、カメラで遊ぶのが大好きだった

CEOのKevinさんは、スタンフォード大学出身。
インターンでTwitterの前身であるOdeoにいたそうです。
Instagramのオフィスは以前Twitterのオフィスがあった場所ということは
有名ですが、これで納得ですね。

彼はGoogleで二年間働き、GmailやGoogle Readerの開発に関わったそうです。
その後、Burbnというhtml5ベースの位置情報をベースとしたサービスを開始。
ベンチャーキャピタルからシードラウンドとして50万ドルもの
出資を受けることになります。
それが2010年3月なのですが、彼はBurbnをローンチすることをやめ、
Instagramを開発し、2010年10月にInstagramをリリースします。

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出資を受けながら、大きくサービスの内容を変更するのは勇気がいったことでしょう。
期待に応えるために、人サービスや製品をより大きく、より多機能にしがちですが
Kevinさんはシンプルな写真共有アプリをリリースしました。

これは私は意外でした。Instagramは写真への思いが強く感じられるので、
はじめから写真ありきのプロジェクトだったんじゃないかと思っていました。

なぜBurbnをやめたのか、thinkvitamin.comというサイトにインタビュー
がありましたので引用&意訳します。

Why did you decide not to launch Burbn?
なぜあなたBurbnをローンチをやめると決めたんですか?

I could write a book on this question, but the main reason was that the product wasn’t special enough. It didn’t stand out from the 1,000 other check-in apps that were vying for peoples’ attention. In our minds, we had to focus on what made us special – and that was photos.
その質問には一冊本が書けるくらいなのですが、一番の理由は製品がが特別じゃなかったってことです。
みんなが注目を集めようと競っていた多くの(1000もの)チェックインアプリから際立っていなかった。

私たちは特別な物をつくる事に集中しなければいけなかったんです。それは写真だった。

Burbnは多機能だったそうです。その多機能をばっさりなくしたそうです。
自分が考えたアイデアを一から考えなおすのは、体力のいる作業だっただろうと想像します。

結果、製品はリリース直後から人気を集め、大成功を収めました。
Instagramのホームページにはこうあります。

Kevin has always had a passion for social products that enable people to communicate more easily, and combined with his passion for photography Instagram is a natural fit.
Kevinはいつも、人々がより簡単にコミュニケーションができるようなソーシャルプロダクトへの情熱があり、
Instagramという写真への情熱と組み合わさったのは自然な事だったのです。

Burbnをやめてシンプルな製品にしようと決めたとき、彼の中には写真で遊ぶのが
大好きだった子供の頃の思いが蘇ったのかもしれませんね。

まだ、リリースして1年ちょっとしか経っていないのに、
Instagramを巨大なサービスへと成長させたKevinさん。
その秘訣は写真への情熱だったのかも。今後も彼の動向に注目ですね。

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