セルフブランディング

シニアコンサルタントの藤田です

今回はマーケティングという軸から少し離れて、セルフブランディングについてのお話。

私自身、ソーシャルメディア関連でいろいろと参考にしている
ループス・コミュニケーションズ様ですが、
先日、講演のほか、ワークショップや実線シミュレーションなどもされる
「ソーシャルメディア大学」を開講されたみたいです。
http://media.looops.net/kato/2011/10/11/socialmediauniv/

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よく自社の事業ドメイン領域を生かしたセミナーや講演はよく聞く話ですが、
社員である各講師の方がそれぞれ、専門分野を持っており、
サイトへの寄稿や外部セミナーの講師などを積極的に活動されて、
しかも継続的に改善されておられるなど、
とてもセルフブランディングが上手いです。

ほんの前までは、内部統制やら、情報漏洩やらと企業で個を出すことは御法度な空気が漂っていましたが、
これだけ、コミュニケーションツールが世の中に出てくると、そうも言ってられなくなるので、
個の力を結集させて、日々の企業活動に還元するぐらいの意気込みがあった方がいいと思います。

シリコンバレーのCEOシリーズ ~Instagram Kevin Systrom~

パスクリエイトの隈元です。
今回はInstagramのCEO、Kevin Systromさんです。
Instagramはもうみなさんおなじみだと思いますが、
このサービスが生まれるまでにどの様なストーリがあるのでしょう。

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InstagramのAbout usの一行目はこのような文書があります。

When we were kids we loved playing around with cameras.
僕らが子供の頃、カメラで遊ぶのが大好きだった

CEOのKevinさんは、スタンフォード大学出身。
インターンでTwitterの前身であるOdeoにいたそうです。
Instagramのオフィスは以前Twitterのオフィスがあった場所ということは
有名ですが、これで納得ですね。

彼はGoogleで二年間働き、GmailやGoogle Readerの開発に関わったそうです。
その後、Burbnというhtml5ベースの位置情報をベースとしたサービスを開始。
ベンチャーキャピタルからシードラウンドとして50万ドルもの
出資を受けることになります。
それが2010年3月なのですが、彼はBurbnをローンチすることをやめ、
Instagramを開発し、2010年10月にInstagramをリリースします。

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出資を受けながら、大きくサービスの内容を変更するのは勇気がいったことでしょう。
期待に応えるために、人サービスや製品をより大きく、より多機能にしがちですが
Kevinさんはシンプルな写真共有アプリをリリースしました。

これは私は意外でした。Instagramは写真への思いが強く感じられるので、
はじめから写真ありきのプロジェクトだったんじゃないかと思っていました。

なぜBurbnをやめたのか、thinkvitamin.comというサイトにインタビュー
がありましたので引用&意訳します。

Why did you decide not to launch Burbn?
なぜあなたBurbnをローンチをやめると決めたんですか?

I could write a book on this question, but the main reason was that the product wasn’t special enough. It didn’t stand out from the 1,000 other check-in apps that were vying for peoples’ attention. In our minds, we had to focus on what made us special – and that was photos.
その質問には一冊本が書けるくらいなのですが、一番の理由は製品がが特別じゃなかったってことです。
みんなが注目を集めようと競っていた多くの(1000もの)チェックインアプリから際立っていなかった。

私たちは特別な物をつくる事に集中しなければいけなかったんです。それは写真だった。

Burbnは多機能だったそうです。その多機能をばっさりなくしたそうです。
自分が考えたアイデアを一から考えなおすのは、体力のいる作業だっただろうと想像します。

結果、製品はリリース直後から人気を集め、大成功を収めました。
Instagramのホームページにはこうあります。

Kevin has always had a passion for social products that enable people to communicate more easily, and combined with his passion for photography Instagram is a natural fit.
Kevinはいつも、人々がより簡単にコミュニケーションができるようなソーシャルプロダクトへの情熱があり、
Instagramという写真への情熱と組み合わさったのは自然な事だったのです。

Burbnをやめてシンプルな製品にしようと決めたとき、彼の中には写真で遊ぶのが
大好きだった子供の頃の思いが蘇ったのかもしれませんね。

まだ、リリースして1年ちょっとしか経っていないのに、
Instagramを巨大なサービスへと成長させたKevinさん。
その秘訣は写真への情熱だったのかも。今後も彼の動向に注目ですね。

雇用に関する助成金について

パスクリエイトの小松田です。

さて、
前回に引き続き、雇用に関する助成金の中で、
「中小企業労働力確保法に基づく改善計画の認定」
を受けた後に対象になる助成金のご説明をしますが、
今回は最後となる3つ目の
「中小企業人材確保推進事業助成金」
についてお話します。

中小企業やベンチャーなど体力の少ない会社は、
人材こそが一番の財産であり、事業における施策そのものですので、
是非、有効に活用しましょう。

<中小企業人材確保推進事業助成金>
中小企業における労働力の確保及び、
良好な雇用の機会の創出のため、
都道府県知事から改善計画の認定を受けた新成長戦略において、
重点強化の対象となっている成長分野等に対し、
該当する事業を営む者を構成員とする
事業協同組合等の中小企業団体が、
構成中小企業者に対し実施する人材の確保や、
労働者の職場定着を図るための、
雇用管理の改善に関する調査、指導その他の事業を
行った場合、その実施に要した費用の一部を助成します。

※ 【一部改正されています】
  対象分野(成長分野等)が新成長戦略において重点強化の対象と
  なっている健康、環境分野等に限定されます。
※ 事業協同組合等とは
  事業協同組合、協同組合連合会または、
  その他の特別な法律により設立された組合及び
  その連合会で、政令で定めるもの並びに、
  民法の規定により設立された社団法人にて、
  中小企業者を直接または、
  間接の構成員とするものを指します。

<主な需給要件>
1.
構成中小企業者の、労働力の確保を図るための、
雇用管理の改善に関する事業についての
計画を策定し、主たる事務所の所在地を管轄する
都道府県知事に提出して、その計画が適当である旨の
認定を受けた事業協同組合等
2.
当該認定組合等の主たる事務所の所在地を管轄する
都道府県労働局職業安定主務課長から、
中小企業人材確保推進事業の援助対象として
指定を受けた認定組合等
3.
過去に本助成金を受給した組合等にあっては、
受給した本助成金の、最後の支給決定日の翌日から起算して
3年を経過している場合であること

<支給額>
助成対象期間を3 年間として、1事業年度につき、
対象認定組合等が行う中小企業人材確保事業の実施に要した
費用の額の、3 分の2 に相当する額を助成します。
ただし、1事業年度に受給できる助成金の限度額は、
事業協同組合等の規模に応じ、以下のとおりとなります。
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<申請から需給までの流れ>
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以上ですが、こちらも難しいので実際に活用する際は、
よく相談をしながら進める必要があります。

今回までで「改善認定」後に申請できる3つの助成金について、
説明を致しましたが、今後も助成金やその他の有効な情報について
お伝えして行きたいと思います。

フェルミ推定と都合の悪い真実

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飯原です。

皆さんはフェルミ推定ってご存知ですか?
当社では採用面接の際に必ずといって良いほど、フェルミ推定のような課題を出させて頂いています。

例えば、有名な例では「シカゴにはピアノの調律師は何人いるか?」という、一見掴みどころの無い問題です。

この「そんなの分からないよ?!」という問題に、合理的な仮説を置きながら、筋道立てて、課題を分解して、より近しいであろう解にたどり着く論理的思考能力などを問う問題をフェルミ推定と呼んでいるようです。
(調律師がシカゴに何人いるかは、考えてから!フェルミ推定をご覧下さい。笑)

ところで、このフェルミ推定ですが、この名前の由来になったのがイタリア、ローマ出身でノーベル賞も受賞している物理学者で、統計力学、核物理学および量子力学の分野で顕著な業績を残したエンリコ・フェルミです。

彼は、

正確な計算ではなく、おおよその値を計算する「概算」の達人であったといわれ、原子爆弾の爆発の際、ティッシュペーパーを落とし、その動きから爆風を計算し、爆発のエネルギーを見積もったという逸話がある。

ほど、「フェルミ推定」の達人だったんですね。

ところで、彼がこんな言葉を遺しています。

(実験には)2つの結果がある。もし結果が仮説を確認したなら、君は何かを計測したことになる。もし結果が仮説に反していたら、君は何かを発見したことになる。

短い言葉ですが、軽く頭の中に稲妻が走るような鋭い言葉だなと思います。

ウェブマーケティングの現場でも、データを分析して、「たぶんこうだろう」という仮説を持った途端に、その仮説では説明がつかない別のデータに遭遇したり、行った施策が思惑通りに行かない(仮説通りに行かない)ことが多々あります。

そんな時、自戒を込めて社内メンバーには、
「都合の悪いデータを無視するな。都合の悪いデータにこそ新しい発見や仮説に繋がるヒントがある」
と話しています。(実際にはこんな格好良いいい方ではないかもしれませんが。。汗)

兎角、人間は都合の良い真実・データに極端に偏りがちです。
言い換えれば、自分に理解できる現実しか、人間は本当の意味では「見て」いないのかもしれません。

都合の悪い・理解できない真実に向き合うことでしか、見えていない・新しい真実を見る慧眼を養うことはできないのだと思います。

パスクリエイト株式会社
飯原 崇暁

Google AdWords ディスプレイ ネットワークを利用のご紹介

シニアコンサルタント石川です。

サイトアカウントの運用で、最近特に力を入れているのが、
Google AdWordsの提供するディスプレイ ネットワーク広告
(旧 Google コンテンツ ネットワーク)なのですが、
こちらについて、紹介させて頂きます。

そもそもディスプレイネットワークとは?
という方はこちらをクリック

http://adwords.google.com/support/aw/bin/answer.py?hl=ja&answer=117120

なにやら、難しく書いてありますが・・・・。

簡単に説明すると、

「あなたが設定したキーワードやテーマに基づいて、
広告掲載に適したサイトをGoogleが自動的に見つけ出しますよ。」

といった事でして、

例えば、あなたが野球用品を扱っているとしたら、
「野球」とキーワードを設定する事で、
野球に関するブログや、サイトに広告が表示されるイメージです。
(実際はもっと、複雑なのですが、長くなってしまいますので。)

こちらについては、アメブロ・YouTube・Gmailを始めとする、
メガ媒体へ広告の出稿が可能となっており、(天下のGoogleですからね。)
とても広く、ユーザーにリーチ出来る訳であります。

次にメリットデメリットをご紹介致します。
————————————————————————
<メリット>

・ 自動的に最適な広告媒体を探してくれる

・ 検索連動型広告よりクリック単価が安いのでクリック数を稼げる

・ キーワードやテーマ精査すれば非常にマッチした媒体に広告がでるため、
  低いCPAでコンバージョンを獲得することが可能

・ ある程度運用しデータが貯まれば、費用対効果の良い媒体が把握出来、
  その媒体へ集中的に広告を出すことが出来る。
  (※その場合手動でプレースメントをかける必要があります。)

・ 画像広告(バナー広告)を配信する事が出来る

・ リマーケティングタグを設定する事で、
  1度訪れたユーザーに何度でも、アプローチできる
  (こちらについては、あまりにしつこくリマーケティングをかけますと、
   クリック率の低下・不信感等生まれてしまうので、
   ある程度の日数にクッキーを制限することをオススメ致します。)

<デメリット>

・ キーワードやコンテンツの精査をうまくしないと、
  一瞬でクリック数が膨大になり、コストがかかってしまう。
  (予算設定は出来ますが、最初は注意が必要です。)

・ コンバージョンが上がったサイトがわかりずらい
  (次回以降ご説明致します。)

・ 検索連動型広告と違い、運用が難しい。

————————————————————————–

デメリットは勿論ありますが、
正直、様々な会社様がお持ちのアドネットワーク広告に、
登録・設定と手間をかけ、コストをかけ出稿するのであれば、
ディスプレイネットワークに着手した方が、
個人的には、時間・人・費用対効果は良いかと思います。

始めてない方は検討をお薦め致します。
また、ご紹介させて頂きます。

<感想>
簡単な紹介にする予定でしたが、
結局熱が入ってしまい、難しい言葉・言い回しが出てきてしまいました。
失礼致しました。

シェアビジネス

シニアコンサルタントの藤田です

最近、雑誌やTVでも、シェアサービスが取り上げてられており、自動車をはじめ、住居、オフィスやブランド品に至るまで、トレンドも消費から共有へと移り変わっているようです。

ただ、”不況だから”、”浪費したくないから”シェアサービスを利用していると一言では片付けられないとも感じています。巷にモノが溢れすぎて、所有欲が麻痺し、本当に自分にとって必要なものしか購入しない傾向にあるのでは。そのような消費者に対して、我々サービスを提供する側はどのように訴求するのかを考えるのは結構苦心するところです。

会社でも現在、カーシェアリングサービスを利用しているのですが、海の向こうのアメリカで高級車向けのカーシェアリングサービスがあるみたいです。

HIGEAR
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他のカーシェアリングサービスと違って、
メルセデス、BMW、アウディ、アストン・マーチン、ランボルギーニなど、
手の届かない高級車が1日で約140ドル程度で乗り回すことができるのだ。
また、保険などは、HIGEAR社が負い、借主側の運転履歴や信用調査まで行う徹底ぶり。

こういったシェアビジネスは、こちらの高級車のように
お金を貯めてまでは買わないが、手が出せる範囲であれば使ってみたいと思わせる商材が
適していますね。

11月1日からはアメリカ主要都市でサービス開始されるみたいですが、
日本で展開したら、流行るとおもうんですよね。

シリコンバレーのCEOシリーズ~PathのDave Mornin~

パスクリエイトの隈元です。
シリコンバレーのCEOシリーズということで、第三回目の今回は
PathのCEO Dave Morninさんについて。

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Pathというサービスについてはご存知の方も多いと思いますが、
こちらの記事を見ていただくのが早いと思います。
簡単に言うとネットワークの人数を50人に限定した
写真をベースにしたSNSです。(facebookに投稿できたりもします。)

写真がベースのサービスなのでInstagramと似ているのですがFacebookの
グループ機能で、かつ人数を限定してるようなイメージです。
Facebookでいいかなという感じもありますが、UIが綺麗でいいです。

私は実はあまりアクティブユーザーではないのですが、最近仕事をリタイアした
母とのコミュニケーションに使ってみようかなと思っています。
なんとなくFacebookだと複雑すぎるし、Instagramだと家族との共有に使うという感じにならないです。

ちなみにDaveさんの経歴ですが、彼のサイトによるとAppleでproduct and marketingにいて
その後FacebookでFacebook connectとFacebook Platformを共同で発明(*co-inventor)
したみたいです。*Likeボタンをデザインしたのが彼らしい。

学生の頃にはDM Design Studiosという会社を設立していた模様。

親しい友達や家族とプライベートをシェアするPath。
Daveさんの結婚式のビデオがすごくいいんですけど、
彼の家族や近しい人に対するスタンスが垣間見れるような気がします。

http://vimeo.com/26654514

Pathがこれからどのように成長していくか楽しみです。

参考サイト:
Path
Daveさんのタンブラー
クローズドなSNS「Path」が起こした家庭内イノベーション

雇用に関する助成金について

パスクリエイトの小松田です。

さて、
前回に引き続き、雇用に関する助成金の中で、
「中小企業労働力確保法に基づく改善計画の認定」
を受けた後に対象になる助成金のご説明をしますが、
今回は「中小企業雇用創出等能力開発助成金」についてお話します。

中小企業やベンチャーなど体力の少ない会社は、
人材こそが一番の財産であり、事業における施策そのものですので、
是非、有効に活用しましょう。


<中小企業雇用創出等能力開発助成金>
(技術承継のための助成金)

中小企業雇用創出等能力開発助成金とは、都道府県知事から改善計画の
認定を受けた中小企業者または事業協同組合等の構成中小企業者が、
改善計画に基づき、熟練した技能を有する高度な人材の確保や、
十分なキャリア形成を図ることが出来ていない若者(※)などに対し、
現場を支える人材を育成していくために、職業訓練を実施した場合、
これに係る経費及び賃金の一部を助成する助成金のことです。
※15歳以上40歳未満の方をいいます。

<中小企業者の区分>
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<主な要件>
1. 雇用保険の適用事業の事業主であること。
2. 都道府県知事から「中小企業における労働力の確保及び良好な
   雇用の機会の創出のための雇用管理の改善の促進に関する法律」に基づく
   改善計画の認定を受けた個別中小企業者又は事業協同組合等の
   構成中小企業者であること。
3. 職業能力開発推進者を選任し、都道府県職業能力開発協会に
   選任届を提出していること。
4. 労働組合等の意見を聴いて事業内職業能力開発計画を
   作成している事業主であること。
5. 事業内職業能力開発計画に基づく年間職業能力開発計画を
   作成している事業主であって、当該計画の内容を従業員に対して
   周知している事業主であること。
6. 事業主の命令による職業訓練を受けさせる場合は、職業訓練を
   受けさせる期間において、所定労働時間労働した場合に支払われる
   通常の賃金を支払っていること。
7. 従業員の申し出により教育訓練等を受けるための職業能力開発休暇を
   与える場合は、職業能力開発休暇期間において、労働協約又は
   就業規則等に定めた賃金を支払っていること。
8. 労働保険料を過去2年間を超えて滞納していないこと。
9. 過去3年間に雇用保険三事業に係るいずれの助成金についても
   不正受給を行ったことがないこと。
10. 風俗営業法第2条第5項に規定する性風俗関連特殊営業及び
   同条第11項に規定する接客業務受託営業のうち、店舗型性風俗特殊営業から
   委託を受けて当該営業を行う事業主でないこと。

<助成対象となる訓練の実施形態>
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<支給額>
1. OFF-JTによる教育訓練に係る経費(施設・設備の借上費、
   教材・教科書に係る経費、部外講師の謝金、教育訓練機関に
   支払う入学料及び受講料)に対する1/2に相当する額              
2. OFF-JTによる教育訓練を実施している期間中に支払った賃金の
   1/2に相当する額
3. OJTによる職業訓練を実施する際の部外講師の謝金
   (1人あたり1時間5千円が助成対象の限度額)の1/2に相当する額
4. 事業主が負担した従業員の申し出による能力開発に係る経費
   (教育訓練機関に支払う入学料及び受講料)の1/2に相当する額
5. 職業能力開発休暇期間中の訓練時間に応じ、支払った賃金の
   1/2に相当する額

・訓練時間600時間未満→助成限度額10万円
・訓練時間600時間以上→助成限度額20万円
(1人1コースあたり1200時間まで助成)

また、この助成金にはそれぞれ以下の制限も設けられています。
1. 一の受給資格認定に基づく助成金の支給額が、1事業所につき500万円を
  超える場合は、500万円が限度となります。
  なお、年間職業能力開発計画の期間が1年未満である場合には、
  1年間に対する当該機関の割合に応じた額が限度額になります。
2.1時間あたりの賃金助成額には、限度額が定められています。
  限度額は雇用保険の基本手当の最高日額(23年8月1日現在、7890円)
  を法定労働時間の8時間で除した額です。

※助成金の支給には他にも要件がありますので、詳細については
 事業所を管轄する労働局に必ずご確認下さい。

以上ですが、かなり難しいので実際に活用する際は、
当該の労働局によく相談をしながら進める必要があります。

次回は「改善認定」後に申請できる3つ目の助成金について、
説明をしたいと思います。

地に足がついているか?定石を疑え

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「地に足がついていない」

「言葉が上滑っている(うわすべっている)」

「言葉が軽い」

これらの言葉は、私がコンサル会社で新人の時に毎日のように言われたことであり、現在社内でも、特に新人メンバーに投げかけられる言葉です。

話すのが上手で、なんとかその場の空気を作ってお茶を濁してその場を乗り切れる方もいますが、少なくとも一つ言えるのは、「乗り切れたと思っているのは本人だけ」(かもしれない)ということです。

日本人は、疑問に思ったことを徹底して指摘しない方が多いですが、その分「この人は、分かって話しているのか?」「この人は、どこかの受け売りをそのまま話しているのでは?」「自分で考えて言っている?」 というような根本的な不信感をそのままにされてしまうことがあり、これは非常に恐ろしいことです。

自分が知らないうちに、自分への信用・信頼が損なわれてしまっているのですから。

上司は指摘してくれるかもしれませんが、クライアントや社内メンバーに指摘してもらえることはかなりラッキーです。

ビジネスの世界やそれぞれの業界の中にも「定石」「定説」と言えるような暗黙のルール、風潮があったり、提案の場面で会社全体で決まり文句のように使われている、メッセージなどがあると思いますが、一度自分の目や手を使って、盤面に駒を並べて、その「定石」を追ってみる、手を動かして検証してみる、疑ってみることが必要ではないでしょうか?

その中で思いも寄らない発見があったり、同じ「定石」でも自分の頭の中でその全プロセスが完全理解・納得されて、自分なりの言葉で自分なりの説明が出来るようになります。

その結果、説明を受ける立場、言葉を聞く立場の人間も「ああ、この人分かって言っているな」とか「やけに熱意があるな、自信有るんだな」とか感じてもらえるようになるでしょうし、何より自分自身が自信を持って、正面から相手の目を見て話が出来るようになると思います。

人に話すこと(教えること)が、一番の習得になる、という趣旨の言葉がありますが、話す前の準備としての思考実験(頭の中で話をしてみる、説明してみる)と実際に話してみたときに「自分で言っていてなんか説得力無いな」、という違和感をしっかりと自分に矢印をむけて、その原因を探る。

そういったプロセスを日々自分に課している人は、「地に足がついている」という印象を相手に与えることができると思います。(もちろん、その印象を与えることが目的ではありませんが。)

上司の言葉であろうと、社内ドキュメントであろうと、新聞だろうと、ウェブだろうと、そういったフィルターを通すことを、「自分なりに咀嚼しなさい」とか「批判的視点で読みなさい」ということになるのだと思います。

(冒頭の写真は http://yowayowacamera.com/ から使用させて頂きました。)

パスクリエイト株式会社
飯原 崇暁

シリコンバレーのCEOシリーズ ~MIke Matasという天才~

パスクリエイトの隈元です。
前回に続いてシリコンバレーのCEOについてのエントリーです。
Michael “Mike” Matasという人物について。
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彼は現在25才、ユーザーエクスペリエンスデザイナーとしては
世界有数のキャリアを持つ人物。
Push Pop Pressというスタートアップのco-founderです。
(すみませんCEOではないです。タイトルと相違あり)

Wikipediaによると、彼は15才に時にOmni Group(Omni Graffleなどの会社ですね)で
ユーザーインターフェースデザインに関わり、2004年にDelicious Monsterという会社を
仲間と立ち上げます。翌年2005年にAppleに入るのですが、この時19才。
MacOS XやiPhone,iPadの開発に関わったようで、オリジナルiPhoneの発売は
2007年ですからiPhone初期の開発にも関わったようです。

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iPhoneでは地図、カメラ、フォトライブラリー、設定画面、バッテリー画面など。
Macではタイムマシーン、フォトブース、iPadは地図とフォトライブラリーなどを
デザインし2009年にアップルを離れ、Push Pop Pressでアル・ゴアの
「Our Choice」というアプリをつくります。

Mikeの天才っぷりはこれぐらいにして、私が感銘を受けたのはAppleという会社の凄さです。
Appleに入る前から実績があったとしても、19や20そこそこの若者に、自社のコアである
ユーザーエクスペリエンスを任せるという凄さ。MikeがAppleの特許書類に発明者として
名を連ねていることからも多大な貢献をしていたのは想像できますが、アップルの
コアコンピタンスはユーザーエクスペリエンスと流通です。

そのコアコンピタンスを20台前半の若者が手がけたという事に
私は衝撃を受けたのでした。もちろん、Appleには数多くのデザイナーがおり
Mikeはそのなかの一人にすぎないのかもしれませんが・・ 

なお、MikeのPush Pop Pressという会社は今年8月にFacebookに買収されたようです。
Facebookがどのようなユーザーインターフェースになっていくか楽しみです。

Mike Matas、弱冠25才。彼の今後の動向に目が離せません。

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参考:
ウェブサイト http://www.mikematas.com/
ウィキペディア http://en.wikipedia.org/wiki/User:Henriok/Mike_Matas
インタビュー http://blog.cocoia.com/2010/interview-mike-matas/
写真の腕前もなかなかです(料理。美味そう) http://www.mycookingdiary.com/

雇用に関する助成金について

パスクリエイトの小松田です。

さて、
前回、雇用に関する助成金の中で、
「中小企業労働力確保法に基づく改善計画の認定」
についてのご説明をしましたが、

今回は、この改善計画の認定を受けた後に
対象になる助成金の項目についてのご説明をしたいと思います

中小企業やベンチャーなど体力の少ない会社は、
人材こそが一番の財産であり、事業における施策そのものですので、
是非、有効に活用しましょう。

<中小企業基盤人材確保助成金>(新分野進出等)
成長分野等への創業・異業種進出に伴い、
経営基盤の強化に資する人材を新たに雇い入れた場合に、
賃金の一部を助成します。
創業・異業種進出の準備行為を始めた日から6ヶ月以内に
改善計画の認定申請をし、認定された事業主が対象となります。

1.中小企業基盤人材確保助成金とは、
人材需要が見込まれる成長分野等において
創業・異業種進出または生産性の向上に伴い、
会社の経営基盤の強化に資する人材(基盤人材)
雇い入れた事業主に対して、雇入れた基盤人材の人数に応じて一定額
(基盤人材1人あたり140万円、最大5名まで)を支給するものです。

つまり、5名受給すると最大で700万円を受給できる助成金です。
ただし、雇用される本人が、事業の用に供するための施設や設備の費用を
250万円以上負担する事、年収350万以上の賃金で雇入れられる者など、
幾つかの受給要件があり、これらを満たす必要があります。

<※基盤人材とは>
中小企業基盤人材確保助成金における基盤人材とは、新たな事業に従事する者であり、
下記の要件のいずれにも該当する者をいいます。
●次のいずれかに該当する者
 ・事務的・技術的な業務の企画・立案、指導を行うことができる
  専門的知識や技術を有する者
 ・部下を指揮・監督する業務に従事する係長相当職以上の者
●年収350万円以上の賃金で雇入れられる者

<※異業種への進出とは>
現在の事業とは別の業種に進出する場合の事であり、
原則として日本標準産業分類項目表の細分類における
別の細分類への進出が必要となります。
http://www.stat.go.jp/index/seido/sangyo/3.htm

2.受給のための要件
中小企業基盤人材確保助成金を受給するためには、
次に挙げる要件を満たす必要があります。
※実際に申し込む際は、該当する都道府県に対し
 確認を行なう必要があります。

・事業内容が助成対象となる成長分野等にあてはまること。
※助成対象となる成長分野とは
 下記の分類とされていますので当てはまるかの確認が必要です。
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・創業・異業種進出(準備開始日から6カ月以内)または生産性向上に係る
 雇用管理に関する改善計画を作成し、都道府県知事に提出して
 認定を受けることが出来る事業主であること。

・雇用保険の適用事業主であること。(まだ労働者を雇入れていない場合は、
 支給申請書の提出日までに、雇用保険適用事業の事業主となる必要が有る。)

・新分野進出等に伴う新たな雇入れが適正に行われたことについて、
 労働者の過半数を代表する者の確認ができる事業主であること。

・賃金台帳、出勤簿、労働者名簿、現金出納帳、総勘定元帳などの
 法定帳簿類を備えている事業主であること。


3.受給までの流れ

※前回と同様
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※【一部改正されています】
生産性向上に係る助成が廃止されます。
対象分野が新成長戦略において重点強化の対象となっている健康、
環境分野等(下記参照)に限定されます。
実施計画認定申請を廃止し手続きが簡素化されます。

次回以降は残り2つの助成金について、
それぞれの説明をしたいと思います。

シリコンバレーのCEOシリーズ ~Foodspottingのエクスペリエンス・ビジョン~

パスクリエイトの隈元です。
今日でスティーブ・ジョブズが亡くなって一週間がたちました。
10月5日の朝、訃報を聞いてからその一日は悲しい気分で過ごしたことが
まるで昨日の事のようです。

彼について記事を書こうと思ったのですが、なかなか言葉にならないし
こういう時は少し時間をおいた方が良いでしょうから、叉の機会にしたいと思います。

さて本題ですが、今回はシリコンバレーのCEO達について
私が気になっている人を数回に分けて書いてみたいと思います。

まずはFoodspottingのAlexa Andrzejewskiさん。
彼女が2010年にはじめたこのサービスはレストランではなくメニューに注目していて
ユーザーが食べた美味しいメニューの写真を撮って共有するというコンセプト。
もちろん位置情報も加えていて、そこにユーザー同士の評価があります。
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シンプルでいいし、なによりUXがちゃんと考えられてていて好みです。
いつまでたってもポータルサイトのような見た目の食べ物系サービスが
多いなと思うんですが、もっと違うアプローチがあってもいいですよね。

AlexaさんはFoodspottingをはじめる前はユーザエクスペリエンス・デザイナーをしていて
他の会社のコンサルティングをしていたとの事。エンジニアではないです。
彼女自身がエンジニアではないので、サービスをつくってくれる人を探すまでに6ヶ月も
かかってしまっています。

しかし、重要なのは最先端のテクノロジーではなく、あくまでユーザーが満足するか
その一点です。技術はそのための手段にすぎない。(もちろんすごく大事ではありますが)

少し前になるのですが、彼女がThe UX-Driven Startupというイベント(良いタイトル!)で発表した
スライドに、こんな言葉があります。

お金を稼ぐことさえ、最終的な ゴールではありません。
こうしたことは全て目的にはなりえないのです。
その代わりに、こんな質問を自分に問いかけてください。
「この製品はどんな問題を解決するのか?」
「この製品で人々の生活はどんなふうによくなるのか?どんなふうに生活の中で使われるのか?」
「本 当にユーザが欲しいものは何か?」
あなたがユーザに経験して欲しいと思うエクスペリエンスにフォーカスしてください。
そして他のすべてをそのエク スペリエンスをサポートするものにしてください。
そのエクスペリエンスがどんなものになるのかのクリアなイメージを作り出してください。
「エ クスペリエンスのビジョン」です。

もうひとつ、自戒を込めて。

「AR・拡張現実がクールだから、という理由だけでARアプリを作りたがりますが、本当にARが便利かどうかは二の次です」

かっこいい。私もARで何かつくってみたいなと思っています。
すごく大事ですし、気をつけなければいけないですね!

*このエントリーはOn Off and Beyondの渡辺さんの記事を参考にさせて頂きました。すごくおすすめです。

*サービスの紹介動画です。チームの雰囲気がよく出ています。ナイス。
http://vimeo.com/15519116

*パスクリエイトではユーザーを第一に考えるエンジニアを積極採用中です!

中小企業労働力確保法に基づく改善計画の認定

パスクリエイトの小松田です。

さて、
前回の息抜きの前までに、雇用に関する各助成金について、
代表的な物について具体的な内容をお話してきましたが、
まだ他にも助成金の制度はあります。

それらについても少しずつご紹介をして行きたいと思います

中小企業やベンチャーなど体力の少ない会社は、
人材こそが一番の財産であり、事業における施策そのものですので、
是非、有効に活用しましょう。

今回は、ある一定の認定を受けた後に
いくつかの助成金の中から対象になる項目について
申請できる物がありますので、
こちらのご説明をしたいと思います

「中小企業労働力確保法に基づく改善計画の認定」

この認定を受けてから下記の3つの助成金の中から
当てはまる助成金の申請が出来ます。
※これらの助成金の支給については、平成23年10月1日から、
 各都道府県労働局に変更になっていますので、
 詳細は各都道府県労働局にご確認下さい。

○中小企業基盤人材確保助成金
○中小企業雇用創出等能力開発助成金
○中小企業人材確保推進事業助成金

■東京都での具体的概要

<中小企業労働力確保法の目的>
中小企業における労働力の確保及び良好な雇用の機会の創出のため、
中小企業者が行う雇用管理の改善に係る措置を促進することにより、
中小企業の振興及びその労働者の職業の安定その他福祉の増進を図り、
もって国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。

<中小企業労働力確保法に基づく支援措置を受けるために>
中小企業労働力確保法に基づく支援措置を受けるためには、
改善計画(労働時間等の設定の改善、男女雇用機会均等及び
職業生活と家庭生活との両立、職場環境の改善、福利厚生の充実、
募集・採用の改善、教育訓練の充実など雇用管理の改善について
取り組むこととした計画)を作成し、都知事の認定を受けた後、
助成金ごとに具体的な申請をする必要があります。

■認定の申込みから各助成金申請までの流れ
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■中小企業労働力確保法に基づく各種支援制度
※独立行政法人雇用・能力開発機構は平成23年9月で廃止になりました。

①<中小企業基盤人材確保助成金>
(新分野進出等)
成長分野等への創業・異業種進出に伴い、
経営基盤の強化に資する人材を新たに雇い入れた場合に、
賃金の一部を助成。創業・異業種進出の準備行為を始めた日から
6ヶ月以内に改善計画の認定申請をした事業主が対象。

②<中小企業雇用創出等能力開発助成金>
事業の高度化、新分野への進出、又は青少年の実践的な
職業能力の習得を図るために、従業員に対し教育訓練を
実施した場合に、費用や賃金の一部を助成。

③<中小企業人材確保推進事業助成金>
成長分野等の事業主団体が構成中小企業者に対し、
人材の確保や労働者の職場定着を図るための雇用管理の
改善に関する調査、指導などを行った場合に、費用の一部を助成。

助成金の支給までに多少の段階と選択などがあるため、
まずは全体の概要を説明しました。
次回はこれら3つの助成金についてもう少し具体的な
説明をしたいと思います。

Kindleは無料になる

パスクリエイトの隈元です。
先日発売されたKindle Fireで話題のKindleですが
今回はKindleがいつ無料になるか予測する!という話題です。

無料になるだろうというのはKindle Fireではありません。
Kindleは様々なモデルが出ていますが、私は一番廉価版のKindleは
そのうち無料になるだろうと考えています。

こちらのグラフを見てください。
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businessinsider When Will Kindles Be Free?
Kindleは初めて登場した4年前は399ドルでした。
かたや現在はもっとも安いのが79ドル(広告つきモデルですが)。
このグラフから見て取れる通り、
もう少し先には無料になるんじゃないかという気もしますね。
私はこのグラフの傾きはもう少し傾斜が緩くていいのではと
思っていて、無料になるのは2013~14年ぐらいじゃないかと考えています。

ほんとに無料になるの?

私は少なくとも廉価版は無料になると思います。
お次はこちら。
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splatf Amazon’s amazing Kindle growth chart
Kindle FireのプレゼンでCEOジェフ・ベゾスがみせたAmazonでの
Kindleと(リアルの)書籍の売上の比較です。

数年で短期間でこれだけ伸びているのですから、今後はまだまだ伸びるでしょう。
Amazonがやりたいのはデジタルコンテンツを届けるという
サービスであってハードで利益を上げようというモデルではないですから、
ハードが赤字でもコンテンツで回収すれば良いので問題なしですね。

今回はKindleが2~3年の間に無料になる!(かも)というお話でした。