TECLOSION 2011 Spring Evernote Corporation CEO講演録その1 (1/2)

f:id:pathcreate:20110415001310j:image:w360:leftパスクリエイトの飯原です。
今回は、4月15日(金)に開催されました「TECLOSION 2011 Spring」において行われた、Evernote Corporation CEOのPhil Libin(フィル・リービン氏)による、シリアルアントレプレナーが語るシリコンバレーと起業と題された、キーノートセッションについて、私自身が非常に感銘を受け、色々とinspireされることがあったので、まとめておきたいと思います。最後には2ショットを撮って頂きました。(嬉)写真などは抜けがありますがご容赦ください。Evernoteは日本でもご存じの方も多いと思いますが、現在のユーザー数は850万人、日本のユーザーは実に全世界の28%の割合にもなるそうです。

(彼が日本を第二のホームと言っていたのもうなずける)フィル氏にとってEvernoteは起業した3社目で、これまで2社を経営しているそう。

f:id:pathcreate:20110415001835j:image:w360:left3回起業した彼が、「今は起業に適した時期」だと語り、テーマにしたのが、「良い製品が必ず勝つとは限らない」とこれまでの定説。

f:id:pathcreate:20110415001932j:image:w360:leftこれまでは、これは真だったが、今では違うと。それは何故か。5つの要因を挙げた。

f:id:pathcreate:20110415002455j:image:w360:leftこれまでは、どう売るか、どうプロモーションするかが重要だった。アップストアもクラウドもある。また、開発環境もMySQLやリナックスが登場。10年前ならそれに何百万ドルも払うか自分で作るしかなかったが、今は違う。

また、ソーシャルメディアがあり、多額の費用を払い、広告や展示会を利用しなくてもプロモーションを行うことができるようになった

また、5つめの要素としてフリーミアムをあげ、「これまでは大企業が価格を下げてきて脅威となるリスクがあったが、無料で提供できるサービスにはこのリスクは無い。大企業が我々に勝つには、我々より純粋に良い製品を作る必要があるからだ」と、会場にいるスタートアップ関係者には非常に心強い主張だった。

Geek Meritocracyは開発者実力主義 くらいのニュアンスだと思います。

f:id:pathcreate:20110415002905j:image:w360:left次に挙げたのがこの言葉。これまでは欠乏を満たす製品やサービスが求められてきた。

f:id:pathcreate:20110415002617j:image:w360:leftただ、彼は大真面目に「愛される製品・サービス」がこれから求められると。(愛に根ざした、というニュアンスもあったように感じました)

f:id:pathcreate:20110415003117j:image:w360:left欠乏に根ざした製品と、愛に根ざした(愛される)製品が経済に占める割合はこのようになっていくだろう、と。

f:id:pathcreate:20110415003402j:image:w360:left我々の居るいまは、この辺り。これから始まる製品・サービスはこのあたりに位置づけられるだろうと。

次に少し話題が変わり、ビジネスには3種類あるだろう、と。

f:id:pathcreate:20110415003628j:image:w360:left一つ目の種類のビジネスは時間の経過により、利用者に受け取られる価値が減衰するビジネス。
フィル氏は飲食業などを例に挙げていた。(よく考えると本当かな?とも思いますが、たしかにこういうビジネスは存在するでしょう。新しいことに価値がある新車とかもそうかな)

f:id:pathcreate:20110415003758j:image:w360:left2つめの種類は、経過の時間によらず、受け取られる価値が一定のもの。例として、毎月送られてくる月刊誌等を挙げていた。

f:id:pathcreate:20110415004159j:image:w360:leftそして重要なのが3つめ。これは、時間の経過と共に、価値が増大するというもの!これにはevernoteがあてはまりますとフィル氏が話すと、会場からは少し笑いが漏れましたが、フィル氏は真剣そのもの。そし

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