イシューからはじめます。

コンサルタントの隈元です。
ポストが多くなって当社のブログも活気づいてまいりました。
今回は本の紹介です。題して、「四月に読みたいこの一冊」。

今回紹介する本に至ったもともとのきっかけは、
はてなの人気エントリーにあった「不動産購入に関する一つの(ショックな)気付き」
という記事を読んだことでした。

タイトルの通りですが不動産購入に関する面白い記事で、
自然と過去の記事も読み進める結果になり、
「圧倒的に生産性の高い人(サイエンティスト)の研究スタイル」という記事を発見しました。

一部引用してみます。

1. まずイシューありき
自分の考える世界観があり、そのパースペクティブ、ビューポイントに基づいてこういうことが言えるはずだ、あるいはこういうことを言えば意味(インパクト)があるというメッセージがまずある。これはぶわっとした話ではなく、もう論文のタイトルと言って良いレベルで決まっている。
つまり何に白黒つけたら良いのか、自分は何にケリをつけるのか(=issue)、というのが非常に最初の段階でクリアにあるのだ。そしてこれが次に述べる通り、そのサブサポートのレベルでも続く。

ちなみにこの白黒を付けるという姿勢がどの程度あるか、どのようなことに白黒つけようとするのかで、経営課題の場合、problem solverとしての質はほぼ規定される。何となく面白そうだから、でやるような人が大きなことにケリをつける、とどめを刺す可能性は非常に低い。

短いながらもエッセンスが詰まっていて、「これはすごい」と思い、プリントアウトしました。
この記事を書いた人はどんな人なのだろう?そんな事を考えながら何度も読みました。

そのA4用紙は今もオフィスで手が届く所に置いていますが、
そもそもブログの記事を印刷したのは初めてだったと思います。
(たぶんこれから先もほとんど無いんじゃないかという気がします)

その後しばらく経って、Amazonか何かの話題の本でこちらのタイトルが目に飛び込んで来ました

ああ、あのブログだ。本を出されたんだと思い、ひとまず購入。
その後該当ブログを見てみるとやはり同じ方でした。

肝心の内容ですが、切れ味鋭い言葉が並んでいます。
特に序章は痛快です。この本の言葉を借りれば、序章をキッチリ伝える事こそ「バリューのある仕事」だったのかもしれません。

本の内容を普段の自分に当てはめると耳が痛い話が多く、読んでいて若干悔しくなりました。
それだけ自分にとっては価値があるということなんだと思います。

Amazonなどでは「他の本でも書いてあるような当たり前の事が多い」というレビューも見かけますが、
私は当たり前の事こそ忘れがちであるし、日々実行していくのはなかなか難しいと感じています。

問題解決の手法やフレームワークの本は様々なものがありますが、
目的は日々繰り返し、身につけ、自分の型を見つける事。

そのための指南書は何でも良いのかもしれないですね。私はこの本に落ち着きました。
何度も繰り返し読んで、使い込んでいきたい本です。

書店でもよく見かけますので、未読の方はぜひ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>